2026年4月26日日曜日

A4インクジェットプリンタでA3用紙(縦半分)に印刷する

  いつも使っているインクジェットプリンタはA4サイズ対応です。

 フェア出展に向けて準備する中で、文字を大きく印刷したいと思い、思いついたのが「A3用紙をカットして印刷すると、文字を大きく印刷できるのではないか」ということです。

 早速、A3用紙を縦長(420x148mm)に切断して、プリンタにセットしました。


印刷データの作成

 印刷するデータを作成するときに、容易サイズの設定を切断した用紙に合わせて、「ユーザ定義サイズ」で設定します。


(私は掲示物を作るときにパワーポイントで制作することが多いです)



印刷データを印刷

 プリンタ印刷するときにも、用紙を「ユーザ定義サイズ」を設定して印刷します。

 私の持っているプリンタは最大216x676mmまで印刷することができます。

 これを利用すると、入手しやすいA3用紙を使うと、A3サイズまでとはいきませんが、A3横幅までの印刷は十分可能です。

※メーカや機種により設定が異なります。

2026年4月24日金曜日

圧電ブザー(ピエゾ素子)の利用上の注意

  圧電ブザーをマイコンなどで利用するときに、ブザーを直接、接続していました。

 しかし、CH32V203マイコンを利用してプログラミングしているときに、ブザー回路を接続して音を鳴らすと、止まったり、リセットがかかる現象が起こりました。

 これまで、あまりなかった現象で原因を探ると、圧電ブザーの使い方が誤っていたことが判明しました。

 村田製作所様の圧電ブザーのドキュメントを見ると、抵抗を直列に入れるなどが書かれています。

 圧電ブザーのピエゾ素子の端子間は絶縁されており、コンデンサのような構造です。そこに電圧駆動で振動させる仕組みです。
 動作はマイコンから、High、Lowを出力すると、ピエゾ素子に充電放電が起こります。この電荷により、素子の変形が起こり、空気振動(音)となります。

 問題はこの充電、放電現象をさせるために、ブザー素子に電流が流れます。抵抗が無いと静電容量は小さいのですが、瞬間的に大きな電流が流れ、これがマイコンが動作不良を起こす現象となります。

 これを回避するために、抵抗を入れるなどの処置が必要となるわけです。抵抗を直列に入れると、ブザー音が小さくなります。


※圧電ブザーをマイコンで制御するHPサイトでは、回路を簡単にするために抵抗がなく、直接接続されているものが多いです。もし、マイコン動作が安定しない場合には、この関係を疑って、抵抗を1本直列に入れてみてください。



2026年4月15日水曜日

3Dプリンタで「チェーン」機構を作る2

 差し込みピンの設計

 差し込みピンの形状を楕円にする投稿をしました。

 その後も設計、試作する中で、円筒形にするのも一つである子をが分かりました。円筒形の上部分と下部の直径が異なる形状です。

 このようにすると、テーパにより少し力を加えて差し込むと抜けなくなります。


 右図が「チェーン」ブロックです。ピンを差し込むことで、チェーン同士をつなげていきます。
 この「チェーン」ブロックのピンを差し込む穴は、差し込み過ぎないように穴の深さを調整してあります。



チェーンの3D造形

 3Dプリンタで造形するとき、右図のように配置して造形します。この時、横側の穴は、設計では円形ですが、造形すると歪んでしまいます。
 この歪みをうまく利用すると、「ピン」が抜けにくくなります。






2026年4月11日土曜日

3Dプリンタで「チェーン」機構を作る

  3Dプリンタで造形したものをつなげるときに、ネジ、ナットを使うとしっかりと接合することができます。しかし、子供たち向けのものづくりキットの設計では、その接合箇所が増えると、製作するときの負担になります。

 例えば、右のような「チェーン」を使った伝達機構を制作するとき、チェーンの部品同士を接続するときに、ネジを使うと、チェーン部品の数(両側から留めると2倍)分のネジが必要になります。

 この作業は子供たちにとって大変なものです。

「ピン」を使って、ネジの代用する

 ネジの代わりをする「差し込みピン」を設計して、組み立て作業を簡単にします。

 ネジ穴はネジでもよく使われる3.0mmと4.0mmです。深さは7.0mm程度です。

 ここにはまるピンを設計します。
ピンは次の図のように、鍔のついたピンです。鍔の厚みは1.0mm程度です。
 差し込む先はテーパを付けて、差し込みやすくしています。










 3Dプリンタ(ノズル0.4mmで造形)で造形すると、設計した寸法より、0.05mm~0.1mm程度大きく出来上がります。つまり、ネジ穴3.0mmに対して、ピンの直径を3.0mmにすると入りません。ピンの直径をわずかに小さくすると、うまくいく場合といかない場合が出てきます。これは、造形するときの3Dプリンタのノズル穴のサイズにより、造形できる精度からくるものです。

ピンの設計

 これを解消するために、ピンの設計に工夫を加えます。
 形状を「楕円」にすることです。
  3mmのピンでは長軸3.00mm、短軸2.80mm
  4mmのピンでは長軸3.95mm、短軸3.80mm
  (長軸が直径程度、短軸が直径 -0.1mm程度) 

 このようにすることで3Dプリンタの造形の特性を吸収して、差し込みやすくなります。

 ネジ穴に、ピンを差し込んだ様子が右図です。ピンが楕円であるため、差し込んだ時に隙間が出来上がります。図では上側(赤矢印)に隙間があります。左右方向はほぼ隙間なしです。
 隙間が少ない方向の摩擦でピンが抜けにくくなります。

ものづくりキット7 マーブルマシンの設計

 このチェーンを使い、ものづくりキット7「マーブルマシン」の設計、試作中です。


 右のようなチェーンをハンドルで回転させる機構です。

LEDマトリックス表示装置の設計・製作 9(画像表示)

  LEDマトリックスに画像を表示させるには、いろいろな画像形式を知る必要があります。現在、よく使われるJPG形式やPNG形式は圧縮処理されて保存されています。これに対して、BMP形式やTIFF形式は非圧縮形式で、画像データがそのまま保存されています。このため、ファイルは大きくな...