2026年4月24日金曜日

圧電ブザー(ピエゾ素子)の利用上の注意

  圧電ブザーをマイコンなどで利用するときに、ブザーを直接、接続していました。

 しかし、CH32V203マイコンを利用してプログラミングしているときに、ブザー回路を接続して音を鳴らすと、止まったり、リセットがかかる現象が起こりました。

 これまで、あまりなかった現象で原因を探ると、圧電ブザーの使い方が誤っていたことが判明しました。

 村田製作所様の圧電ブザーのドキュメントを見ると、抵抗を直列に入れるなどが書かれています。

 圧電ブザーのピエゾ素子の端子間は絶縁されており、コンデンサのような構造です。そこに電圧駆動で振動させる仕組みです。
 動作はマイコンから、High、Lowを出力すると、ピエゾ素子に充電放電が起こります。この電荷により、素子の変形が起こり、空気振動(音)となります。

 問題はこの充電、放電現象をさせるために、ブザー素子に電流が流れます。抵抗が無いと静電容量は小さいのですが、瞬間的に大きな電流が流れ、これがマイコンが動作不良を起こす現象となります。

 これを回避するために、抵抗を入れるなどの処置が必要となるわけです。抵抗を直列に入れると、ブザー音が小さくなります。


※圧電ブザーをマイコンで制御するHPサイトでは、回路を簡単にするために抵抗がなく、直接接続されているものが多いです。もし、マイコン動作が安定しない場合には、この関係を疑って、抵抗を1本直列に入れてみてください。



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